【借王4】 浪速南署警部補・水沼 三和ファイナンスの自動契約機で審査に落ちてしまう

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哀川翔主演の映画、『借王』

 

 

借王シリーズの第4作目で、借金まみれの水沼警部補(志賀勝)が競艇に賭けて負けてしまい、そこに借金の取り立て屋がやってくる。

 

水沼は、今負けたの見てただろ!無い袖は振れんと言った所、ちょっと事務所まで来い!と連れていかれそうになる。

 

そこで水沼は、「そこに知り合いがおるからそこで借りるわ」

 

と知り合いと称していった場所というのが、

 

三和ファイナンス

 

 

三和ファイナンスといえば、かつて豆をモチーフにしたキャラクターでテレビCM等、広告などでよくみた中堅消費者金融。

 

全国に400以上の支店をもつなど大手に追いつくほどの勢いがあったが、グレーゾーン撤廃による過払い金返還で業績は悪化。かざかファイナンスか支援を受けたり、ネオラインキャピタル株式会社に商号変更するなどしたものの改善せず、2011年に倒産してしまっている。

 

 

ただ、三和ファイナンスとはいうものの似たような会社名はあるので、本当に消費者金融の三和ファイナンスでロケしてたのかな?と思いましたが、自動契約機室の壁にポスターが貼ってあり、そこに電話番号がチラッと映っているのですが、その番号が

 

0120-303049

 

この番号を調べたところ、実際に三和ファイナンスの番号でした。
映画のエンドロールにも、三和ファイナンス株式会社と流れていたので撮影協力をしていたようです。

 

 

 

それで、水沼警部補の審査結果は・・・

 

「恐れ入りますが、今回は当社の規定によりましてご融資が難しくなっております。」

 

と自動契約機から音声が流れる。

 

融資は断られてしまいます。

 

 

同席していた取り立て屋から、「ブラックリストに載っとるやんけ!金返さんかいコラ!」と詰められるが、

 

水沼は、警察手帳を見せ
「わしは、浪速南署の水沼や!文句あったらいつでも署に取りに来い!だいたいお前んとこの店、目つぶってやってんだから感謝せい!」
と脅し返しその場を切り抜ける。

 

 

 

このシーンで気になることは、申込者である水沼と金融屋の2人の計3人で無人契約機室に入店しているところである。

 

本来、無人契約機に入店できるのは「1名のみ」。

 

演出なので仕方ないが、防犯カメラも作動しているので複数で入店すると申込者以外は部屋から出ていくようにオペレーターから注意されます。

 

脅されて金を借りにくる人もいるので、申込意思の無いのに申し込まされるのを防ぐためです。