住宅ローンの返済中にガンになったら
現在働いていて収入を得ていて、奥さんと子供がいるという方。もし、急に働けなくなったらどうすればいいのか?と想像したことがあるでしょうか?
もし、ガンになってしまった場合、収入が減少してしまいます。
収入が減少してしまうと、住宅ローンや子供の学費、それから保険料、毎月の家賃などの固定費をどうやって賄っていくのかとなります。
夫がガンになってしまって亡くなったら、収入が無くなりますから住宅ローンの返済や生活費が大変なことになるので家を出ていかなくてはならないということもあります。
住宅ローンは、毎月一定の金額が引き落とされます。食費や光熱費のように頑張って節約できるものではありません。
このようにもしもの時に備えていない、どうすればいいのか分からない方は、ファイナンシャルプランナーに相談をしてみるという方法があります。
ファイナンシャルプランナーに相談をすることで、まずは現状抱えているお金の不安をカウンセリングします。相談内容によっては、現在加入している保険の内容などの確認もします。
すると分かるのが、今の状態のまま生活していった場合、いつ頃年間収支がマイナスになるのか、そして今働いている夫に万が一のことがあったら備えはしっかりしているのかなどが分かります。
最初に確認することは、国の保障と企業の保障です。もし夫に何かあったとしても公的年金からは遺族年金が給付されます。そして、企業の保障ですが、会社の福利厚生制度で弔慰金や死亡退職金が貰える会社もあります。
これによって夫を失った後でも当分は生活に目途が立ちます。
さらに、住宅ローンを組む際に団体信用生命保険に加入をしているなら、もし夫が死んだとしても保険によって残りの住宅ローンは弁済されることになります。
団体信用生命保険に加入をしているにもかかわらず、民間の収入保障の保険に加入しているなら、保障が重なって保険料が無駄になっているケースがあります。その無駄な部分を省くことで保険料も節約できます。
このことで、住宅ローンは固定費だからなかなか節約ができないと考えられていますが、ファイナンシャルプランナーに相談をすることでちょっと事情が変わってきました。
節約できた分は、学資保険に充てたり貯蓄や運用にお金を充てることもできるのでです。
また最近では、住宅ローンも金融機関によっては返済方法の相談に乗ってくれるケースもあります。
ガンになったとしてもまだ動けるうちに家族のとこれからの生活の仕方について、そして住宅ローンのことについて早めに話し合っておくことです。先延ばししてしまうよりも早めに相談をして、分からなければお金のプロであるファイナンシャルプランナーに相談をすることで、不安を軽くすることができます。