重要書類の誤送付

消費者金融からの郵送物って、
返済が遅れた時の督促状くらいしかないので、きちんと返済をしている方は滅多に自宅に郵送物が届くことはありません。

 

営業のダイレクトメールも契約時に、不要と申告しておけば、あなたの消費者金融口座はDM禁止顧客として登録されるので、商品案内関連のダイレクトメールは拒否できます。

 

その他に自宅に送られてくる書類には、
「契約書」があります。

 

契約書の原本は、カードローン利用中消費者金融側が保管していて、完済をして解約手続きをすると利用者である契約者本人に返却してもらえるものです。

 

原本が契約者の手元にあるということは、
既に解約済である証明にもなります。

 

解約をするときに消費者金融から聞かれるのは、
契約書の返却方法です。

 

基本は契約者の自宅住所に郵送します。
それ以外だと、店頭に直接受取に行く、いらないなら破棄処分の選択肢があります。

 

借金のことは内緒にしていて、自宅に郵送されるのは困る方は、店頭に受取来店するか破棄してもらうことができます。

 

しかし、契約書は受取たいので破棄は困る、店頭にも来店する時間がない方は、
お勤め先など指定の場所に郵送してもらうことができます。

 

ここで、1年間に何件か発生している不祥事が
お客様は自宅に郵送は困るので勤務先に契約書を送って欲しいと希望しているにもかかわらず、自宅に郵送してしまうミスです。

 

こんな馬鹿げたミスが発生してしまう原因は、
送付担当者の確認ミス。自宅以外送付希望は件数でいえばあまりありませんから、10件書類送付作業をする中で1件自宅以外の送付希望者があれば、ついつい見逃してしまうことも稀にあるのです。

 

初歩的なミスが起こらないように、郵送時には2名でチェックするなどで再発防止策に取り組んでいるのですが、2名とも間違うこともあるのです・・・。

 

ご迷惑をおかけしたお客様には連絡を取り、謝罪をします。
ほとんどの場合謝罪で対応するのですが、今のところ損害賠償を請求されたというケースは聞いたことがないです。