そんなの面倒!聞かなかったことにすればいいじゃないか?
すいません、借りたいんですが?
いらっしゃいませ、どうずおかけください。
はじめてのご利用でしょうか?
来店したのは20代のB系風の男性。
本人確認書類として運転免許証を預かって、申込書を記入していただく。
ところが申込み書に記入している自宅住所が、運転免許証の住所と違うのだ・・・
お客様、運転免許証の住所と申込書に記入されている住所が違うようですが?
あ、それ前の住所だから。
そうでしたか、それでは現住所を確認できる住民票や公共料金の領収書で構いませんので後日お持ちいただけますでしょうか?
えっなんで?
現住所が確認できませんと、融資ができないのです。
そんなの面倒、聞かなかったことにすればいいじゃん!
じゃあ、前の住所で申込書を書くからもう一枚ちょうだいっ。
それはできかねます。
もういいよ、帰る。
結論から言えば、運転免許証の住所を書き換えてなくても審査が通って、現住所が確認できる住民票や印鑑証明書、住基カード、健康保険証、電気・ガス・水道・NHK受信料といった公共料金の領収書などを提出すれば融資ができるのである。
今回のケースは、それが面倒だから帰られたのが問題でもあるのだが、もうひとつの問題は「聞かなかったことにすればいいじゃん!」という一言である。
消費者金融のカードローンは、担保や保証人を必要としない無担保ローンです。
きちんと返済をしてくれるという信用のみで貸す商品です。
虚偽の申告をする信用がない人に融資はできません。