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泥酔状態で来店する人は、もちろん契約できない

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泥酔状態でお金を貸してくれと来店する、そんなお客さんに何度か遭遇したことがあります。

 

私が一時期いた店舗は、飲み屋やホストクラブ、キャバクラ、風俗街の近くにあったので朝の9時30分の開店と同時に仕事終わりのホストが申込みにやってくるのです。

 

接客でお酒を飲むこともありますから、お酒が入っている状態で申込みにきていないかどうかを確認します。

 

飲酒状態である場合、契約をしたとしても意思能力がないということから契約は無効となることもありますので、申込みをお断りしているのです。

 

しかし、素直に帰ってくれない人も中にはいます。

 

お酒が入っていると多少気が強くなるのか、
少し酔われて申込みにきた方に以下のことを言われたことがあります。

 

・60代くらいの男性からお前のところの社長を俺は知り合いだから、電話1本でお前の会社を動かすことができる。

 

・あんたの会社のロゴマークをデザインしたのは私だ。

 

・私の知り合いを何人か借りるように紹介してあげたのに何で貸してくれないの?

 

など何を根拠に言っているか分からない言動をされてしまうので、この状態でお帰りくださいといっても逆上するだけでなので、酔いが醒めるまで、ひたすら待つしかなかったのである。