お金を借りるテクニック 端数で要求 スパローズ・大和【しくじり先生】

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2019年5月21日放送されたしくじり先生は、借金界のキングクズ先生として、スパローズ・大和一孝が登壇されていました。

 

大和さんは、これまで金融会社40社知人60人(男女20〜80代)の合計100の相手から借金をしていたのです。

 

最初の借金は福岡吉本にいた18頃で、未成年なので親の同意を得て10万円キャッシング。その2年後には120万円に膨れ上がり、さらに3年後に1階〜5階全てが消費者金融の借金ビルを全て制覇し借金450万円。そうなると消費者金融からどこも貸してくれなくなり、知人などから借りることになり、33歳の時には消費者金融40社+知人60人、合計100の相手から借金総額1000万円になってしまうのです。

 

金融会社だけでなく知人からも借りていた大和さんですが、
知人から借りる時のテクニックがあり、それが・・・

 

金額は端数で要求する

 

「1万円貸して」 × これだと貸してくれない可能性がある。
「1万4千円貸して」 〇 端数の方が借りやすい。

 

 

「1万円貸して」 というと引かれてしまう。「1万4千円貸して」と端数を言うと「何に使うの?」と聞いてくれるので異常に借りやすさが変わるのだという。毎日生きるために必死だった大和さんが編み出したテクニック。

 

一方、返済については芸人の収入とバイトではほとんど借金は減らず、最後の選択肢として自己破産をすることになります。

 

自己破産をすると借金返済が全額免除されますが、デメリットもあり
@住居・家財道具などの財産が処分される
Aブラックリストに名前が載り一定期間借り入れができなくなる
B住所・氏名が「官報」という国が発行する機関誌に掲載される
C免責許可決定などの復権の要件を満たすまで一部つけない職業がある

 

などのデメリットがあります。

 

以前、破産者マップという破産手続きした者の住所をGoogleマップの住所の上にピンを挿入し可視化させたサイトがあり問題となり今では閉鎖されましたが、もしかして大和さんも載っていたかもしれません。

 

しくじり先生では以前、同じく借金をテーマにカンニング竹山さんも出演されていましたが、その時話していた借金額は450万円。借りていた相手の数と借金額は大和さんが上をいっています。ちなみに竹山さんは、借金を自己破産ではなく特定調停で180万円まで減額させ、最終的には借金を完済させています。

 

大和さんからの教訓は、お金は借りる時も貸すときもそれが本当に必要なのか、冷静に見極め、身近な人・無計画な借金はしない!させない!関わらない!(なるべく)ということでした。