高属性のJRA職員も消費者金融を利用する

「お金持ちは、消費者金融からお金を借りない」

 

絶対ではないですが、少なからずいます。

 

医師や建築士、公務員の方にも融資をしたことはあります。
ただし、このような高属性の方は稀で、多くは飲食業やサービス業、建設・土木作業員、タクシー運転手、水商売、スーツを着ない職業の方のほうが割合多かったように思います。

 

 

店頭窓口で融資業務をしていた時に、
日本中央競馬会(JRA)に勤めていて東京競馬場で事務職をされている方が申込みにきたことがありました。

 

私の勤めていた金融会社は、府中にも店舗はあるのですが、府中駅から数駅離れた所にある駅前の店舗に申込みにきたのです。あまりにも職場に近いところで借りると、何か不都合でもあるのかと思いました。

 

普段、馬券を買っている人が消費者金融からお金を借りてそうなイメージがありますが、馬券を販売する側のJRA職員も借りにくることがあるのです。

 

JRA職員と言えば、平均年収が調べたところ816万円。転勤は多いですが、福利厚生も充実して家賃・住宅補助制度もあり、高属性です。法人の職員ではあるのですが、公務員に近いといってもいいです。審査は何の問題もなく通りました。

 

これだけ高い属性だと、お金を借りる必要なんてない、借りたとしても銀行の方が金利が安いのになぜ?となりますが、子育て世代でなかなか貯金ができず、お小遣いも減らされてるという方だと、自由に使えるお金が欲しいということで、高い属性の方でも消費者金融で審査が通ったことで凄い喜んで契約して変えられる方もいました。また、奥さんに内緒にしたい方であれば、銀行カードローンだと自宅に書類が届いたり、在籍確認も銀行名で行うなどがネックとなり、敢えて消費者金融を選ぶ方もいるようです。