宮川一朗太、借金返済のために学資保険をを使い込んでいた

2017年5月21日(日)放送のテレビ朝日「しくじり先生」
俳優の宮川一朗太が娘に迷惑をかけちゃった宮川バツイチ朗太先生”として登壇し、“シングルファーザーになって子どもに迷惑をかけないための授業”を行っていました。

 

 

放送では、離婚した原因、当時14歳と12歳という思春期真っ只中の娘2人を引き取ってシングルファーザーとなった事、家事で孤軍奮闘をしていた時のエピソードを授業してくれたのですが、私が気になったことは、収入が0になり生活に困って娘の学資保険を使い込んでしまうというしくじりをおかしてしまったエピソードです。

 

宮川一朗太さんは、関西テレビで1991年からドリーム競馬の司会をされています。
当時は競馬の司会しか仕事がなく、日曜以外はずっと家事にあてることができていたのですが、2006年12月24日に番組を卒業することになり、唯一のレギュラーの仕事がなくなってしまうことになります。

 

そのため収入が0円になり、当初は貯金を切り崩して生活をしていたのですが、それが苦しくなるとカードローンを利用して借金をするようになり、返済が厳しくなると借金を返すためにまた借金をして、借金ってすぐに膨らんでしまうことを実感したそうです。

 

それも難しくなると、ついに娘の学資保険に手を出してしまったっそうです。でも2年以内に崩した額を戻せば、学資保険は継続できるのですが、結局戻すことができずに使い込んでしまうことになります。

 

教育費の準備=学資保険はもう古い?

 

宮川一朗太さんの話から、ちょっと離れますが、子供が産まれたら学資保険に入りたいと考えている方が多いです。

 

何のために学資保険に入るかといったら子供の教育費を準備するためなのですが、教育費を準備するのに何で学資保険なのかとなると、何となく学資保険に加入してしまっている人も多いのではないかと思います。

 

なぜ、教育費の準備=学資保険と考えている人が多いかというと、
昔は金利がよかったからです。
金利が5%以上な時代もありましたから、10年程度保険料を払い込めば、払い込んだ金額の倍以上貯めることができたのです。

 

しかし、今は低金利時代ですので年利なんて1%もありませんから、昔のように何がなんでも教育費の準備は学資保険でなければならないという時代でもないのです。

 

目的は教育費を準備することですから、預貯金で準備したり、不動産、株、債券、ローンなど金融商品はいくらでもあります。学資保険以外で他の金融商品の方が教育費の準備をするのに効率的であれば他のものでもよいのです。

 

また学資保険って、毎月一定額積み立てる保険で毎月1万円〜1万5,000円未満が学資保険にかける保険料の相場とされています。加入当初は余裕で支払える金額であったとしても収入の変化や支出の増加などで、保険料支払いが厳しくなって解約してしまう方も多いのです。

 

幸せの倍返し

 

宮川さんもこれだはダメだと思い、自分を売り込むようになり半沢直樹がヒットして、なんとかどん底から這い上がってきます。娘さんも結婚されるということで、シングルファザーで苦労も今ではすべて幸せの倍返しだそうです。

 

半沢直樹がヒットしたのって2013年ですから、ドリーム競馬を卒業されたのが2006年ですから、結構長い期間、役者の仕事も犯人役や死体役、借金しながらも生活をしていて苦労されていたようです。