芝麻信用とは【やりすぎ都市伝説で紹介】

2018年05月19日に放送されたテレビ東京のやりすぎ都市伝説で、
芝麻信用のことが紹介されていました。

 

今、世界ではAIの開発が進んでおりフランスではAIの軍事活用の研究機関「国防イノベーション庁」設立、中国では国家戦略としてAIを教師として採用することを決定。さらにニュージーランドでは世界初のAI政治家「SAM」が登場するなど各国でAIの存在が大きくなっています。

 

AIが人間の上に立ち管理者として人間選別を始め、それを象徴するサービスが中国で動き始めています。

 

それが信用スコア

 

 

信用スコアとは、
個人の社会的信用度ステータスを数値化したもの。

 

その信用スコアを中国全土に広めようとしているのが、
全世界240カ国以上でオンラインマーケットを運営し5千万人以上の会員を有するアリババグループ

 

アリババグループが、信用スコアに基づく段階的なサービスを開始しています。

 

アリババグループの傘下に
芝麻信用(ごましんよう)という会社があるのです。

 

芝麻信用は、最新テクノロジーを駆使し
ユーザー個人の信用情報を収集・解析してそれに応じた350点〜950点の評価ポイント「信用スコア」を与える機関

 

個人の評価ポイントは大きく5つ

  • 個人資産
  • 信用の歴史(金融機関などへの返済の実績)
  • 行動(ショッピングや公共料金の支払いの安定性)
  • 身分(出身大学や勤務先など)
  • 交友関係

 

この5つの総合評価がユーザーの信用スコアとなり、
その数値によって病院での診察やレンタルサービスなど受けられるサービスがランク付けされるのです。

 

現在中国では、多くの企業がこのシステムを採用しており
金融機関での金利優遇などに使われているのです。

 

 

 

日本の金融機関でも融資の際の審査で信用スコアは使われていますが、
使われているのは信用の歴史と勤務先が主です。

 

芝麻信用を採用すれば、交友関係や行動、個人資産も評価の対象となることで、金利が優遇されたり従来の信用スコアでは借りることができない人も融資の対象となる可能性もあるというこのなのですが・・・

 

AIによって身分や交友関係まで監視されるのです。
自分自身がクリーンでも友達や知り合いに犯罪者や差別的思想、反社会的思想を持った人間がいれば自分もマーキングされてしまうということ。

 

FACEBOOKで知り合い関係なんて簡単に分かってしまいますから、SNSには余計なことは書かない、無意識にしたひとつひとつの発言に対してもAIスピーカーが聞き耳を立て、どこにいても人間の発言は監視されている、つまり自分が持っている精神性がチェックされているのです。