NMBとまなぶくん 絶対に失敗しない不動産の選び方
2017年7月6日放送のNMBとまなぶくんは、
【絶対に失敗しない!自分にあった最高の住まいの探し方】
放送の中で「残念な不動産会社の特徴と優良物件の見抜き方」
について紹介されていました。
▼残念な不動産会社の特徴がこの3つ
- 掲載情報と異なっている
- 特定の物件を強くすすめてくる
- 問い合わせの時に「その物件は無い」が多い
この3つはマンションを借りたことがある方なら思い当たる項目があるかもしれませんが、このような特徴の会社は大阪に多いという。
不動産会社に問い合わせてみると、実際に物件は無いというケースがよくある。
教えてくれないのではなく、実在しない物件を掲載しているケースがあり、大坂は日本の中でもおとり物件の多さで有名なところなのです。
とりあえず人気物件だから載せとけばお問い合わせがくる。そして、ごめんなさいこの物件埋まっちゃったんだけどこちらの物件はどうですか?と別の物件をすすめられるのです。まず客を来させるおとりなのである。
実は、特定の物件を強引にすすめてくる裏には、大家さんがどうしてもこの物件が決まらないから、この物件を決めてくれたら家賃1ヶ月分追加で払うよとお願いしてくるケースもあるのだそうです。本当は他にいい物件があるのもかかわらず、大家さんが決めるようにお願いした物件をお客さんに強引にすすめて契約したほうが大家さんからのインセンティブも入ってくるので、おすすめするケースもでてくるのです。
不動産免許番号をチェック
残念な不動産屋に当たらないための豆知識。
それが不動産免許番号をチェック。
不動産業者には、事業を行うために運転免許のようなものが与えられます。
↑の不動産免許番号を見ると(4)と書かれています。
この( )は、最初1でそれから5年間無事故無違反で営業していれば数字は2になります。また5年間無事故無違反なら3になります。
( )内の数字は正しい営業を行っていれば5年に1度の更新で数値が上がっていきます。
ところが、この会社はダメだねっとマイナス評価を受けてしまえば免許番号は1に戻ってしまうのです。もしくは、会社を変えて1からスタートになるのです。
ある程度年数積んで、この番号が大きな会社というのは比較的安心な可能性はあるということになります。
貸金業登録番号の見方と似てる?似てない?
不動産屋さん不動産免許番号と同様に消費者金融などの貸金業者にも貸金業登録番号があります。
<例>
アイフル株式会社 近畿財務局長(12)第00218号
不動産屋と違って貸金業者の貸金業登録番号は3年ごとに更新すると、( )内の数値が1つずつ増えていきます。
でも消費者金融の貸金業登録番号の( )内の数値が大きいからといって信頼できる会社なのかと言われると、あまり関係なく何かペナルティを受けて行政処分が下ったとしても登録番号が1に戻ることもないので、これといって特に関係ありません。
むしろ( )内の数字が小さい、1とか2であるとできて間もない消費者金融です。そういった業者の場合、顧客獲得のために登録番号の
数字が大きい大手や老舗消費者金融よりも借入審査に柔軟性があり、融資を受けやすいといった傾向があるようです。