月末や期末に審査が甘くなるのは過去の話
月末や3月末や9月末といった決算時期などには、
審査が甘くなる。
その理由は、
貸付残高の月間目標を達成させなければならない、半期目標を達成させなければならないから通常よりも審査が甘くなる。だからキャッシング申し込みをするなら月末が狙い目!
こんな話を聞いたことがあるかと思います。
月末に審査が甘くなる事実ですが、
今では都市伝説レベルの話です。
以前であれば、
現在よりも法律が厳しくなく審査基準も甘かったので支店長の判断で、本来であれば審査基準に満たしていなく融資を断るところを、「人柄がいいので・・・」など適当な理由を付けて決裁をして無理やり審査に通るなんてこともあったのです。
返済で来店した外国人相手に、
今度お友達連れてきてねと案内をして、その友達に日本語も話せず読むこともできないのに融資をするということもできて、今となってはありえないことなのですが、それほど審査はゆるかったのです。
現在では総量規制により
年収の3分の1以下に貸付金額が規制されていますし、審査時に指定信用情報機関を利用しなければなりませんので、審査は厳しくなっています。
また、
2015年の最新データによると日本人の平均年収は440万円です。
440万円の3分の1は約146万円です。
キャッシングの新規契約の限度額は、50万円以下での契約がほとんどですので、3社借りたら終わりなのです。4社目以降も借りるのは難しくなってしまうのです。
大手消費者金融であれば、月末だから審査が甘くなるといったことは今となってはほぼないですが、中小の消費者金融であれば多少融通はきくかもしれません。
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