カードローンの限度額増額断られた

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カードローンの新規申し込み（はじめての申し込み）と
限度額増額の審査は基本的に同じ審査内容です。

以上が審査の基本的な３つです。

さらに増額審査の時には、
総量規制（貸付金額が年収の3分の１以内）と信用情報に問題がなくても
スコアリング審査で現在利用している限度額以上の金額に判定されなければならないのです。

現在50万円の限度額で契約しているなら、
この限度額以上の金額でスコアリング判定されなければならないのです。

在籍確認ですが、新規契約時と勤務先が変わってなければありません。
転職している場合には、在籍確認があります。

そして、
これまでの返済実績を確認されます。

もちろん延滞があった場合は、限度額増額は難しいです。
1日2日の遅れ程度であれば問題はないのですが、1週間以上も正当な理由がなく延滞をしているなどは増額は難しくなります。

また、
返済に1度も遅れたことがなくても契約通りの請求金額以上を入金しているかが確認されます。
カードローンの支払金額は、利息と元金を合わせた金額です。

例えば、今回の請求金額が15,000円であるとします。
その内訳が、利息8,630円　元金6,370円

この場合、利息の金額である8,630円入金しておけば支払期日は次回に飛びます。
そのため請求金額である15,000円入金しなくても遅れ扱いとはならないのです。

確かに返済には遅れていないのですが、契約通りの請求金額を下回る入金のため増額審査するときには返済能力がないと判断されてしまうのです。

私も審査業務をしていた時代に、増額の申し込みを受けて審査をしたところ50万円の限度額が100万円までスコアリング上は融資できる方でした。

そして、審査結果で100万円まで限度額増額できそうですとお伝えし、「仮に100万円の限度額を一杯に利用されますと毎月の返済金額が3万円になるのですが、お支払いは可能でしょうか？」と聞きました。

すると、「利息だけ払ってれば大丈夫なんでしょ？」
と回答されてしまいました。

「いいえ、契約は利息と元金を合わせた金額での請求となりますので、契約通りお願いしたいのですが？」

「だったら、増額しなくていいです・・・」

結局、返済可能な金額ではないということでお断りしました。

これが、もし消費者金融が全盛期の時代であれば利息しか払えないという方でもどんどん喜んで貸していたのですが、今の時代はそうはいきません。

増額を断られてしまったら、なぜ無理だったのかそれを改善しないことには今後申し込みをしてもまた断られます。他社に申し込む手もありますが、すでに2社も3社も借りている場合は難しいです。

増額審査で断られた理由は教えてもらうことがありませんので、原因を自分で探すことが必要です。

などがあげられます。
借入金額が多い人はその金額減らす。
取引期間が短い人は、もう少しまってから増額を申し込む。勤続期間が1年未満の人は、少なくとも1年以上できれば3年以上は欲しいです。

カードローンの限度額増額しやすい人とは、
新規契約時と登録内容に変更がない人です。

住所・勤務先に変更がない、他社の借入件数も増えていない。
転職を繰り返す人よりも同じ職場で勤続を積み重ねている人のほうが信用が付き強いです。

あとは、契約通りに返済を続けていれば限度額の増額が可能になります。