融資を断られると人はどんな反応をするのか?【消費者金融カードローン】
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「この度は、当社の審査基準により、ご希望に沿えない結果となりました。○○様のお力になれなく誠に申し訳ございません。」
申込みをしたからといって、必ず融資が受けられるとは限らないのがローンです。
お客様の要望を断っているにもかかわらず、お客様第一主義や顧客満足などと社訓で謳っているのは矛盾を感じる。
今でこそ、申込み媒体の多くは、スマホやパソコンからのシェアが圧倒的なので、気軽に簡単に申込みができて、非対面なので審査結果もメールで受け取れるので対面よりも精神的なショックは少ない。
では、店頭窓口にわざわざ出向いてくれて、ご足労かけているにもかかわらず、融資を断ったら人はどんな反応をするのか?
実際に融資業務していて体験した反応が以下です。
↓ ↓ ↓
一番多い反応:素直に受け入れて帰ってくれる
当社の審査基準に満たずと伝えると、それを受け入れて「分かりました」と素直に帰ってくれます。大抵がこの反応です。無言で帰られる方もいますが、心の中では怒っているかもしれません。
なぜ落ちたのかを聞いてくる
審査で落ちた具体的な理由は、一切伝えられることはありません。
理由を伝えないのは、審査基準がバレれば、正確な与信判断ができなくなるからです。虚偽の申告をすれば、本来融資対象ではない人まで借りれてしまう恐れがあるからです。
そのため、なぜ落ちたのか聞いてくる人には。
「当社の審査基準」とだけしか一切答えないのです。
しかし、中には”当社の審査基準”という答えに納得しない人もいて怒り出す人もいます。
これは、審査担当者が悪い部分もあり、申込みの事前説明段階で、「ご希望に沿えない場合でも理由はお伝えできません」と前もってことわりを入れておくべきなのです。これを言っているか言っていないかで、審査に落ちた理由を聞いてきたとしても事前に伝えることはできませんとお伝えして納得されましてよね?と言えるわけです。
お前の会社大丈夫か?
審査して残念ながら今回は融資のご希望にお応えできません。と伝えたところ、
「融資できないって、お前の会社大丈夫か?」
いやいやあなたが大丈夫じゃないから、融資を断ったのだが・・・。
中国人に多い反応
キャッシング・カードローンは、日本に在住している外国籍の方も申込みできる。
ただし、在留資格によって限度額の上限が決まっていたり、短期滞在の資格の場合はまったく貸せないこともある。
私が経験した範囲の中だと、中国人の方は審査が通らなかったと分かった途端、大声を出しその場で怒鳴り散らす方が多かったです。しかし、ずっとではないので言いたいことだけいえば、落ち着いて帰ってくれる。
You are Black!!
外国籍の方の申込みで、審査に入る以前に日本語を理解していない、それで断ることも多々ある。契約内容を理解することが大前提なので、日本語の契約書を読んで理解できないと契約をすることができない。そのため申込みの段階で、日本語で会話ができず、こちらの言っていることが伝わらないと、その時点で断ることも多いのです。
しかし、こちらが融資できませんといってもそれすら理解できないので、手でバッテンを作ってボディーランゲージで伝えるが、それでも伝わらないので仕方なく「You are Black!」と言ったら、その一言で理解してくれて帰られたことがある。
警察に電話する
東南アジア系の方が店頭窓口に申込みに来られた。日本語の理解はあったようですが、審査の時点で融資が難しいとなり、断りを伝えたが、「警察に電話します」と言ったのだ。
融資してもらえなかったことに対しての怒りで言ったのだと思うが、口だけではなくその場で本当に警察に電話をかけたのだ。当然ならが、こんなことで警察は取り合ってもくれない。
信用情報を消せ!
審査が通らなかったと分かったら、
「信用情報を消して!」
申込みされた段階で、信用情報には申し込みの事実が登録されます。それを嫌がって言われた言葉ですが、申込書の同意欄にもチェックを入れてもらっているので取り消しできない、と言っても何度も消せ消せ!ときかないのである。
仕方ないので、信用情報取得の同意をもらった申込書を破ってみせた。このパフォーマンスを見て、申込み事態なかったことにしてくれたと思い込んでくれたので、事なきを得た。お帰りになられて後に、破った申込書はセロハンテープで元に直す。信用情報取得は、申込み者の同意がないと勝手に取得できないものなので、申込書がその同意の証拠となるためである。
以上の他にも融資を断ったら見せる反応はさまざまあります。大半の方が、ご希望に沿えませんでしたと伝えると、そのまま分かりましたと理解してくれるのですが、長々と悪口を言ってきたり、お茶をぶっかける、自殺してやる!とまで言い出す人もいます。