第53話「特急」エスポワールに乗船した債務者【中間管理録トネガワ】
賭博黙示録カイジで負債者に借金一括返済のチャンスを与える
ギャンブル船「エスポワール」
悪魔的余興「限定ジャンケン」が行われうまく勝てば帝愛からの借金は帳消しだが、負ければ命の保障はないという内容でしたが、
スピンオフ作品の中間管理録トネガワ第53話「特急」では、
カイジ本編では描かれなかった、エスポワール船に参加する他の多重債務者の参加者が描かれています。
53話の概要は、
黒服たちがそろそろエスポワール船に向かう時間と利根川に報告。利根川の車は現在壊れているのでお迎えにあがるというが、電車で行くと拒否。2ヶ月に1度は乗らないと世間との間隔が離れていってしまうという理由からである。
ところが電車に乗車すると優先席で寝転がっている人、音漏れヘッドホン、立ちながら眠るサラリーマン、マナーの悪い客ばかり。
そこに現れたのが、帝愛グループ傘下企業「遠藤金融」の遠藤勇次。
遠藤はエスポワール船への引率で来ており、この車両には参加する多重債務者が乗っていると告げられる。
その参加者が、
- 限定じゃんけんリハで多重債務者の見本となったクズ中のクズ 渡辺くん
- 混んでいてもデカいリュックを背負い続ける先見の明0の投資バカ木村
- 隣の客に足が当たりそうでも足を組む カスタム山口
- 老人のために譲られた席を何食わぬ顔で横取り 80年代からの刺客 バブル川上
- 大量生産した謎の帽子で席を1つ占領 CHC中根
この他にも同じ車両に参加者はいるが、どれだけ車内が混もうが態度を改めない債務者。当然、債務者と乗客でトラブルが起き電車は一時停車。救いようのないクズばかり。そこで遠藤が「ゴミめら・・・」と説教を開始すると多重債務者たちは態度を少し改め始め電車は動き出す。
消費者金融で説教されることはあるのか?
カイジ、中間管理録トネガワでは債務者たちに利根川から説教を受けるシーンが描かれていますが、実際に消費者金融でお金を借りて説教されることはあるのか?
今時説教をしてくる消費者金融は無いといっていいです。WEB申込みで非対面与信ですし、延滞時の督促電話も説教が高圧的な態度と捉えられてはいけませんから、通話内容も録音されていますので、脅迫的な発言は貸金業法でも違法行為に当たり刑事罰が課されます。
ただ、ネットで「消費者金融 説教」と検索すると一部の中小消費者金融では説教があるようです。30分の説教に耐えてからようやく貸してもらえるというところも・・・。
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