戸籍の性別変更でカードローン口座も変更手続き

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カードローンに限らず、銀行口座、クレジットカード、保険など引越しをして住所変更、転職して会社が変わったといった場合には変更手続きをしなければならない。

 

ある時、カードローン利用者から1本の電話が入り、住所変更があるということだった。
新住所を伺い口座情報を変更手続きしたが、その後実は「性別も男性から女性に変更した」と申し出たのです。

 

顧客口座情報を見ると男性の名前だが声は女性の声なのである。

 

当時は、LGBTや性同一性障害といった言葉も世間に広くしられていない時期だったので、性別変更なんてできるの!?という認識だった。

 

住所や勤務先の変更手続きは電話だけでなくWEBでも簡単に変更手続きできるのだが、性別の変更って顧客情報管理端末でシステム上できるのか?電話口の口頭だけで変更承っていいのか?男性ということで審査しているのでスコアが変わるのじゃないか?など分からなかったので上司に相談し、住民票など公的機関の発行する書類を提出してもらい口座情報の性別欄の変更処理を行った。

 

 

調べてみると

 

家庭裁判所で条件を満たせば性別の変更をできるようだ。
性別の取扱いの変更

 

 

やはり性別はトランスジェンダーや性同一性障害で悩む人におっては非常にプライベートなことであるため、将来的にはローン申込時だけでなく金融機関での口座開設時に性別欄削除になるかもしれません。