寒冷地手当がもらえる地域は?支給額や基準は?
雪の少ない地域に住んでいる人には聞いたことがない人もいるかと思いますが、北海道や東北、北陸地方など雪深い地域では寒冷地手当というものが支給されるのです。
寒冷地手当って何のこと?
実は、この寒冷地手当ですが国の法律で定められているのです。
国家公務員の寒冷地手当に関する法律に基づいて支給されます。
寒冷地手当の内容
寒冷地手当は、地域によって1級から4級に区分されます。
1級と呼ばれる地域が、めちゃくちゃ寒い地域になるのですが、
北海道だと「寒冷地手当」の1級地が、旭川市 帯広市 北見市 夕張市 赤平市 士別市 名寄市 歌志内市 深川市 富良野市・・・他 などです。
ちなみに札幌市は2級地、函館市は3級地になります。
つまり、1級地は国が定めた1番寒い場所ということになります。
区分
|
世帯主である職員
|
その他の職員 |
|
扶養親族 のいる職員 |
その他の世帯主 である職員 |
||
1級地 |
26,380円 |
14,580円 |
10,340円 |
2級地 |
23,360円 |
13,060円 |
8,800円 |
3級地 |
22,540円 |
12,860円 |
8,600円 |
4級地 |
17,800円 |
10,200円 |
7,360円 |
1級地である旭川市にお住いの扶養家族のいる職員は、1ヶ月当たり26,380円支給されるのです。ちょっとうらやましいです。
寒い地域に住む公務員は、灯油代などの暖房費や衣服費、除雪用品代、スタットレスタイヤ代に使うなど何かとお金がかかるので寒冷地手当が支給されるのです。寒い地域の区分ですが、2010年までの過去30年平均の気象メッシュデータに基づいて、積雪量や気温などで区分を決めています。
しかし、寒冷地手当が支給されるのは公務員だけです。民間企業はどうなのかとなると、平成15年人事院調査によると北海道にある80.7%の民間企業で寒冷地手当に準ずる手当を支給されています。これは、10年以上前のデータなので今は支給する企業は減っていると予想されます。ただ、民間企業で寒冷地手当に準ずる手当があるのは北海道くらいで、他県の寒冷地の民間企業で支給している企業は極端に少ないようです。
関連ページ
- 学資保険等の貯蓄性商品 金利の計算はできていますか?
- 水道管が凍結!対策と修理を頼んだ場合の料金相場は?
- 総務省の家計調査って何のため?どうやって選ばれる?謝礼は?
- 冬タイヤ早めに交換した方がいい理由と費用は?タイヤの保管方法は?
- 車が雨で冠水して故障した場合車両保険は適用されるの?
- 空き家を解体するにも解体費用、賃貸だとリフォーム費用がかかる。対策方法は?
- 新車購入資金に充てるため中古車を高く買い取ってもらうポイント
- 引越しトラブルD引越し当日の注意点 破損・紛失
- 引越しトラブルC断り連絡・不用品処分・荷造り・洗濯機や冷蔵庫
- 引越しトラブルB引越しの見積もりと下見 トラブル防止のポイント
- 引越しトラブルA見積り時に業者が勝手置いていったダンボールは受け取っていいの?
- 引越しトラブル@業者選は、引越安心マークを持っている業者から
- 地震保険料が高い都道府県
- 1円でも得したいなら銀行へ行くな!
- 三菱UFJ銀行と三井住友銀行が19年中にATMを共通化 なぜライバル同士が手を組むのか?
- ローソン銀行とセブン銀行の違いとは
- 銀行の歴史 何で利益を上げてるの?合併を繰り返しるのはなぜ?
- 海外旅行、レート的にお得にする方法
- 銀行が破綻したら預けていたお金はどうなるの?
- お金が貯まる家計に変身させる方法
- 寝たきり・介護 働けない状態に備えるには?