総務省の家計調査って何のため?どうやって選ばれる?謝礼は?

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2018年2月18日にの爆笑問題の日曜サンデー、サンデーマナブくんのコーナーで総務省の家計調査について紹介されていました。

 

 

家計調査の基本情報

 

家計調査とは何なのか?まずはその基本情報から

 

家計調査とは、国民の収入と支出さらには住居の状況などについて調べる調査で総務省の統計局が行っています。主に一般勤労者の生活状態を客観的に把握するために行われ、調査の結果は国民の最低生活の確保、生活水準の向上、貧困家庭の生活保護などの社会政策や物価や賃金などに関する経済政策のために使われます。

 

現在のように毎月調査をするようになったのは、1931年(昭和6年)から戦時中は一時的に中断されましたが戦後に再開されて1953年(昭和28年)に家計調査という名前になり、現在に至ります。

 

対象となるのが全国から168の調査市町村を選び約9,000世帯を対象に毎月調査を行います。調査の方法は、国が用意したいわゆる家計簿をを各家庭で付けてもらい、それを回収し総務省が分析します。

 

調査の対象に選ばれた人は、今月の収入がいくらで何をどれだけの量買ったのかを細かく記入します。

 

これは、大変で労力が入り家計簿をつけようと思ってもなかなか続かないのが分かります。

 

よくニュースで餃子や納豆の購入量が注目されますが、記入する項目は食品のほかに洋服、家賃、学費など収入から支払ったものはすべて記入するようになっています。

 

今までは、手書きの家計簿型の調査用紙に回答していましたが2018年から一部の都市でWEBでの回答協力も可能になっています。家計調査は個人消費の動きを捉え唯一の統計として長年重要視されている貴重な調査となっています。

 

家計調査はそもそも誰のためにやっているものなのか?

家計調査は、国がやっているものだか一番利用しているのは、中央省庁や地方自治体など行政に必要不可欠。政府や自治体以外では、大学などの学術研究の学者さんが分析している。一般企業の企画や戦略・調査を担当している人に、一般の人がお店で買うような類のものに関しては家計調査は消費の側から見るデータとしてどうしても欠かせない。

 

家計調査のココが凄い!

内容の細かさ、9000世帯を調査、月次でデータが出て90年も続いている、世界的に見てここまでやっている調査は実はない。日本人の細かさ几帳面さ、ちゃんと答えている。衣食住の日常生活タイプのものに関しては、家計調査はかなり盤石、しっかりしたデータが蓄積されている。

 

家計調査の弱みとは

食料を中心とした日常生活材は調査でガッチリ抑えられるのだが、車関連、家電製品、旅行・レジャー、教養、娯楽、服飾雑貨・ブランド品などがその他の支出項目としてまとめて分類されているので、調査として荒くなってしまう部分がある。

 

総務省のHPには公開されていない裏側

 

調査員はどんな人なのか?

家計調査の調査員は、都道府県から任命された非常勤の地方公務員。一般の方から募集して面接をして調査員に任命する。全国に700人程いる。

 

回答者はどうやって選ばれる?

一軒一軒調査員が訪問して、その地域の名簿を作成しその中からランダムに回答・調査世帯を抽出する。選ばれた世帯のところにまた訪問して依頼をする。手が気にするかWEBにするか回答の方法を選んでもらうが、まだWEB回答は全体の1割程度のため毎月2回調査票を回収に伺っている。

 

気になる報酬は?

およそ月2,000円相当の品物や商品券などが各都道府県から受け取れる。
図書カードやQUOカードなど。
都道府県によっては、謝礼金を銀行振込するところもある。

 

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家計調査で1位となった市区町村

 

家計調査から支出金額が1番多い市

 

アイスクリーム・シャーベット支出額1位 石川県金沢市 10,822円

2位の富山が10,047円。北陸の夏場の気候がアイスクリームを食べるのに丁度いいらしく、あまりも熱すぎると食べるのではなく飲んでしまう、また金沢は元々甘いものが好きな地域で歴史的にお茶などで触れてきたのでアイスクリーム以外の菓子関連も支出が多い。

 

干しシイタケ年間支出金額・年間購入数量1位 大分市 1,185円

2位が那覇市で830円で大分市が断トツ。3位宮崎、4位新潟、5位鹿児島市。購入数量も1位が大分市182g、2位宮崎市128g、3位那覇市、4位熊本市と九州・沖縄が多い。大分県は、干しシイタケの生産量がトップ。生シイタケだと支出のトップが金沢、購入量だと秋田。

 

豆腐年間支出金額1位 那覇市 7,313円

2位が盛岡市、3位仙台市。那覇市は豆腐にかけるお金は高いが購入する量はトップではなく、51位で下から2番目。測定している単位が1丁ではなく、島豆腐は大きいケースが多い。また島豆腐は、一般的な豆腐よりも高めの価格になっている。高くて大きいので購入量はあまりいかない。

 

ビール年間支出金額1位 京都市 14,979円

金額としては京都市が1位だが購入数量は札幌が1位。金額的に細かく見ると、冬と春は札幌が支出金額1位。夏と秋は京都が支出金額1位。冬場は寒いので暖房の中で飲む、京都は盆地なので夏場暑いため。