カードローンの返済金額を減らす裏ワザ (元金定率リボルビング方式の場合)

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カードローンの毎月の請求金額内訳は、元金と利息です。

 

その元金の請求金額を減らす方法があります。

 

契約している返済方式が、元金定率となっている方のみの方法となりますが、

 

元金定率返済の場合、利用金額に応じて元金の請求金額が異なります。

 

例えば

 

■元金請求金額
50万円以下の借入れ・・・2.0%
50万円以上200万円以下の借入れ・・・1.5%
200万円以上の借入れ・・・1.0%

 

このような返済契約をしていたとします。

 

50万円を借りていた場合、元金の請求金額は上記の契約であれば2.0%なので1万円が支払わなければならない元金となります。これにプラス利息です。

 

元金の支払い金額は一定ですので、1万円はの請求金額は今後も一定です。

 

しかし、毎回返済をし続けていて支払いが厳しくなってきた。
請求金額通りの返済が難しいとなったら・・・

 

「1000円でもいいので追加借入れすることです。」

 

返済が厳しくなってきたのに、追加借入れするっておかしくないですか?

 

残高を減らしたいのに、残高を増やすってどういうこと?と思われるかもしれませんが、これにはカラクリがあります。

 

元金定率返済で契約されている方は、借入れた金額に対して元金定率がかかります。現時点の残高ではなく、直近の借入れした直後の残高に対してかかるので元金請求金額は一定となっているのです。

 

つまり、追加で借り入れをすれば、今度はその借り入れした直後の残高に対して元金定率がかかるので、元金請求金額が変わるのです。

 

50万円借りた時は2.0%の1万円が元金請求金額でしたが、そこからコツコツ返済をして残高が29万9千円になった。そこで追加で1000円借りて残高が30万円になります。

 

そうすると今度は、30万円に対して2.0%の元金定率がかかるので、元金請求金額は6,000円になるのです。これに利息です。

 

これで請求金額を減らすことができるのです。

 

50万円を借りて、追加で借り入れを一度もしなければ元金の請求金額は一定なので、もし途中で今月苦しいから請求金額を少し下回る入金しかできない、そうなると今後限度額増額審査するときに返済能力がないと見られかねませんが、途中で1000円でいいので追加借入れをして請求金額を抑えて、無理のない返済にしていくことができれば、信用上も問題なく利用することができます。

 

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