突然の一括請求は、期限の利益が喪失したから

生活の足しにと消費者金融から借りたお金。その後、アルバイトをやめたり職を転々などして収入が安定しなくなり、借金の返済も滞るようになった。

 

利息だけでも入金していれば、支払日が次回にジャンプするので、遅れ扱いにはならないのですが、それすらもできずにいると、連日支払いを促す電話や督促状が届くことになります。

 

引越しをして、電話番号を変えれば督促から逃れることもできますが、それも一時的です。消費者金融は、住民票を調べて新住所を特定してくるので、転居先にまた督促状が送られてきます。

 

それでもずっと無視していると、なぜかぴたっと督促が止まります。やっと諦めてくれたのかな?と思って借金のことなどすっかり忘れていた数年後・・・

 

今度は、一括で支払え!という督促状が届くのです。

 

通常であれば、分割で返済なはずなのに、なぜ一括で支払わなければならないのか?
それは期限の利益を喪失したからです。

 

期限の利益喪失とは?

 

期限の利益とは、簡単に言えば30万円を借りたら30万円一括で返さなくてもOKで、分割でもいいよという借入側のメリットです。また、お金を借りたら翌日に督促の電話はきませんよね?支払い期日が到来するまで、支払いはいつでもいい、待ってもらえるのが期限の利益です。

 

この期限の利益が喪失することで、一括請求となるのです。

 

どうして期限の利益が喪失するのか?

 

分割で返済できるのは、期限の利益があるからです。
それが喪失してしまうと一括で請求されます。

 

▼一括請求されてしまう条件とは

 

  • 破産手続開始等の申立てがあった場合
  • 所在が不明で消費者金融が住所を把握できない
  • 返済期日に入金がなく、入金や連絡も何もない状態が続いた場合
  • 信用情報に悪い情報がついた
  • 住所や勤務先を変更したにも関わらず連絡がなかった場合
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    以上のような場合に、期限の利益が喪失してしまう一括請求されることがあるのです。

     

     

    一括で払えますか?

     

     

    私の経験からも、ATMで返済しようとしたら全額請求されているどうなってんだ!?と怒鳴り込んでくる方もいたり、海外で仕事を長期間されて帰国したら借金を返していないことをすっかり忘れて、一括請求となって払えなくなったという方もいました。

     

     

    一括請求されたら、一括で支払える人ってほとんどいないです。
    そのため、多くは今後の返済計画を相談していくことになるので、結局は分割で返済をしていくことになります。

     

    消費者金融と直接相談する方や弁護士に相談するか、どちらかとなります。

     

    弁護士に相談する場合は、任意整理の手続きをすることになります。
    借金の一括請求を分割返済にして、将来の利息をカットする形で、毎月無理のない金額で返済をしていく手続きになります。

     

    ▼返済でお悩みの方はこちらを確認ください