完済=解約ではない
キャッシングカードローンの残高を、一括で返済し完済をします。完済したからこれで解約というわけではありません。
ただそれは、キャッシングの残高が0になっただけということです。
住宅ローンを組む時などに、審査で断られる理由として消費者金融と契約しているためにローンが組めないということがあります。確かに、消費者金融と契約していたことはあったが、ちゃんと全額返済して問題ないと思っていても、解約の手続きをしていなければ、ずっと契約したままの状態ということになります。
なぜ完済をしたのに解約になっていないのかというと、包括契約といって、この契約した限度額の範囲内であれば自由に繰り返しお金を借りたり返済したりすることができる契約のことをいいます。そのため完済をして残高が0になったと しても融資余裕額があれば、また再びお金を借りることができてしまうために、解約したという扱いにならないのです。個人信用情報機関にも完済したという情報はのりますが、解約の手続きをしていなければ、ずっと消費者金融と契約したままの状態となります。そのため、住宅ローン等を組む時などに消費者金融と契約したままの状態であるということを理由に審査で断られて、住宅ローンを組めないということがあるのです。
キャッシングローンの解約のの手続きをするには、ローンの残高を全額完済をしたら、取引をしているカードローン会社に電話等で連絡をして、解約の手続きをしたい旨を伝えます。そして、契約書の原本を郵送や直接店頭窓口に受け取りにいって返却を受けて契約終了の手続きとなり ます。契約書の原本がいらない場合は、破棄手続きを依頼することもできます。インターネットでweb契約手続きした場合は、書面上での契約書は存在しませんので、返還を受けることはありません。web契約手続きした方で、なにか書面で証明書が欲しい場合は、その旨をカードローン会社に伝えることで解約証明書を郵送してくれる会社もあります。
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