お父さんが代理交渉で利息免除の一括返済

これは本当に稀なケース。

 

難易度:★★★★★

 

消費者金融もゴネ得、言ったもん勝ちの世界

 

店頭窓口に全額完済をしたいと来店した、50代の男性。
キャッシングカードを預かり、口座情報を専用端末で確認すると契約者は女性の名前で登録されてあった。

 

来店した男性に事情を伺うと、
娘の借金を払いに来たとのこと。

 

契約者以外に支払い義務は無いことは一応伝えるが、
どうしても返済をしたいという場合、契約者本人に連絡を取り、許可を得たうえで返済を受け付けるのが基本です。

 

このような代理返済の場合、契約内容は原則本人以外非公開なので、第三者に契約内容に限らず残高や返済金額も個人情報なので伝えてはならないのですが、本人の許可を得た場合のみ公開します。

 

しかし、第三者が返済に来ているが、本人が入院したり何かの事情で連絡が取れない、返済のみの場合は当日の返済額だけお伝えして、その後どうするかは各業者によって対応が異なります。

 

それで今回のケースですが、娘さんが300万円の限度額で満額借りていました。
返済が遅れていたというわけではないのですが、収入面から今後払っていくのが難しい、それでお父様が完済にきたのです。

 

300万円借りていたら、全額完済するときには300万円にプラス利息が付きます。

 

しかし、このお父さんは訳の分からないことを言い始め、
「300万円のカードなのに何で300万円以上払わなければならないんだ!」

 

借りた金額に利用日数分の利息が付くので・・・と説明するが聞き入れてくれない。
というのも300万円ぴったりしか持ち合わせていないというのです。

 

そもそもお父様は契約者ではないので、こちらから払ってくださいとも強く言えないのです。

 

そのため、お父様の支払い受付を拒否して契約者である娘に継続して返済をお願いするにも返済能力がない、支払いが延滞して回収費用がかかってしまうことを考えるとこちら側の損失になる。それであれば、300万円の高額借入れを一括で返済をしてくれるなら、お父様の要求をのんだほうがメリットが大きいと判断して、利息免除で全額完済を受け付けることになったのです。

 

利息損失で完済を受け付けたので、300万円の残高を利息なして完済。

 

これはレアなケースなので、毎回このような受付をしてくれることはまずありません。高額の借入れを一括返済してくれる、いくつかメリットになる条件が揃ったからであり、少額の借入れだったら突っぱねていたところです。

 

 

また、本人ではなくほかの第三者の力を借りて返済をした場合ですが、信用情報にキズがつくことはありません。しかし、支払い原資を誰が準備をしたのかによって、次回また同じ会社で借入をすることになった場合に審査の参考にすることはあります。