消費者金融の店舗で昔タバコが吸いながらキャッシング申込みできた

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2020年4月1日より国による改正健康増進法が施行され、東京都内ではさらに厳しい受動喫煙防止条例が完全施行されることにより従業員がいる店は客席面積にかかわらず屋内は原則禁煙となっています。

これまでタバコが吸えていた飲食店等で、一斉に喫煙できなくなるので喫煙者だけでなく喫煙可にしていた経営者にとっては厳しいものになっています。

飲食業とは異なりますが、消費者金融で今では当然禁煙ですが以前は店内で喫煙することができたのです。

お客様が店頭窓口に来店をし、カウンター席に座ったらまず、お客様が男性・タバコ吸いそうな人だったらお茶と灰皿を出していました。タバコを吸いながら申込書を記入させていたのです。

審査中結果が出るまでは、お客様を待たせることになるので、様子を見て灰皿を交換したりなど、金融業でありながら接客業でもあった。

2005年くらいまでは喫煙可で灰皿を出していたのですが、その後禁煙に以降。毎月、返済に来店してはタバコを吸っていたテキヤの人がいてタバコに手をかけた瞬間に現在禁煙となっていまして・・・と案内したところ先月まで吸えていたのに今月から急に禁煙というものだからブチギレ。

最初はタバコが吸えないことで怒り心頭だったのだが、なぜか話は金利が高い、収入が低い人ほど金利を安くしろなど違う話になっていった。

窓口の営業時間である18時にお店を閉めると、それ以降は電話営業。顧客に電話をかけ限度額増額や不動産商品への切り替えの案内。タバコを吸いながら仕事ができた。18時を過ぎているので残業なのだが、この時間帯の方が電話は繋がりやすく一番成果が上げやすい。タバコを酒を飲みながら残業というのも許されていた。

しかし、タバコ吸いながら店舗内で仕事をしていると段々とヤニで黄ばんで汚くなってしまい、店舗移転や閉店の時に清掃代が高くついてしまうので店舗内の決められた喫煙スペースや喫煙スペースが無い店舗は、大抵の消費者金融は雑居ビルに入っているのでビルの屋上に行って吸っていた。

昼の休憩時間は、数人ずつ交代で入ることが多かったのだが、4人で休憩に入り飲食店に行くと店員から喫煙席or禁煙席か聞かれます。その4人の中で上司または社歴が長い人が喫煙者か否かで席が決まる。上司1人が喫煙者で他3人が禁煙者であると、禁煙者が多いにも関わらず喫煙席になっていた。

消費者金融業界に限ってなのか、新卒研修の時に休憩時間に喫煙所に行く人は全体の6割くらいと異常なくらい喫煙率が高かった。喫煙所に行って会話をしてそこで仲良くなるので、禁煙者の方が肩身が狭かった。