消費者金融は業界イメージ除けばホワイト企業？

トップページ＞消費者金融で働く＞消費者金融は業界イメージ除けばホワイト企業？

消費者金融は業界イメージ除けばホワイト企業？

ちょっと前のニュース記事になりますが、
⇒消費者金融大手、こんなに楽な会社はない？――アコム、プロミス、アイフル

記事の内容を要約すると、
かつて厳しい営業ノルマや回収ノルマのため無理な回収や無茶な貸付けを行っていた消費者金融ですが、行政処分を受け業務停止となったり、貸金業が改正され規制が厳しくなったことで、法令遵守を強化した影響で、厳しいノルマが課されなくなり、むしろ働きやすい環境となっているということです。

これは、たしかにその通りで、ノルマが厳しい時代は、営業ノルマが達成できなかった支店は、各支店の支店長が集まって会議をする場で、殴ることはしないものの壁際に立たせられながら営業部の部長に罵声を浴びせられるという話を聞くくらいである。その厳しいノルマが社員の暴走を生み出す原因となったので厳しいノルマはそれ以降課されなくなったのである。

営業の電話もこれまでは、あきらかに返済ができずに困っている人に対して、もっと借りませんか？という営業であったのが、総量規制で年収の3分の1以上は貸せなくなったので、営業をしても法律で縛られています。さらに、一度電話でお話したお客さんから増額は不要というお話があったら、一定期間そのお客様には電話をしない、という規制も設けられています。そのため、以前いらないといったのに何ですぐ電話かけてくるの？ということもなくなったのです。営業ノルマが厳しかった時代は、私も上司から「お前の左手は何をやってるんだ？」と怒られたことがあります。つまり、受話器を常に左手で持って耳に当て、休む間もなく架電しろ！という意味だったのです。
規制が厳しくなってからは架電する回数も必然的に限られてくるので、残業してまでお客さんに電話をするということもなくなっていったのです。

私も法規制が厳しくなって労働環境もだいぶ楽になったことから、18時ジャストに帰れる日がほとんどとなっていました。また、朝方にティッシュ配布担当となった日には、通常より1時間以上早く出社して仕事を始めることになるので、帰社時間は17時となり、17時帰社したときには新宿から乗車するにもかかわらず余裕に座って帰れることとなり、非常に働いていて楽でした。

休みは？

消費者金融は金融機関なので、銀行と同じくカレンダー通りの営業です。土日は必ず休みで、祝日も休める、さらに有給も取れるので休みは非常に多いです。夏休みも1週間くれいとれます。ただし、コールセンター勤務はシフト制なので休日出勤や夜に出勤される方もいます。

一般企業と違うのはカレンダー通りの営業なのでお盆休みはなく、年末も最後の平日ギリギリまで働きます。

給与面は？

大卒初任給は、少し高めといった印象ですが、その後の給料は上がりにくいです。業績が良かった時代は、とにかく営業成績がよいと給与に反映されていましたが、今は営業成績も多少はありますが、貸付け規制があるので昔ほど反映はされにくいです。また、出世もかつては有人の営業店舗は全国各地になり、3年くらい勤めれば支店長を任せてもらえる時代もあったのですが、今はほとんどが無人化された店舗で支店の数は数える程度、必然的に支店長になれる人の数も少なくなったので、職場環境はいいのですが出世や給与アップとなるとなかなか難しいものがあります。