2000年代前半頃の消費者金融で働きたい新卒者の志望動機とは?
世間的なイメージを考えれば、新卒で消費者金融に就職したいと思う人はあまりいなそうなイメージがあります。
今では大手消費者金融と呼ばれているところは、銀行の傘下となっていますので、ブランドイメージのいい銀行グループの一員として働いている感覚があるので以前よりはイメージもいいようです。
2000年代前半くらい頃の話ですが、
まだまだ怖いイメージが残っている時代と同時に勢いがあった時代でした。
一生で一度しか使えない新卒という武器をなぜ消費者金融に就職するために使ってしまうかというと、やはり不況で就職先もなかなか見つからず、消費者金融だったらすぐに内定がもらえる時代だったのです。
面接の練習や滑り止めで消費者金融を受ける人が多いので大量採用していたのです。
志望動機ですが、
- 金融業界に興味があって・・・
- 人と接することが大好きで
- 将来性がある会社なので
といった理由は面接対策本によくありそうな動機ですが、
なぜ消費者金融が将来性があると志望動機に挙げている人がいたのかというと、
株価は1万円を超えており、M&Aでいろんな企業を傘下におくなどノリに乗っていた時代でした。
ところが今では、銀行の傘下となっています。
独立系の消費者金融は大手ではほとんどないですね・・・
人と接することが大好きで・・・は、
営業店舗に配属されれば申し込み受付を担当することでさまざまな方と接する機会があるのですが、今ではほとんどネット申込みです。人がいらなくなったので、ATMと無人契約機しか置かない店舗となっています。
すべての人ではないですが、
- 他社より給与が高い
- 福利厚生がしっかりしている
- カレンダー通りで土日祝日は絶対休みでさらに有給もとれる
- 小野真弓・安田美沙子・井上和香のグラビアアイドルが消費者金融のCMをしていたのでイメージがよかった
- 消費者金融だったら俺でも内定もらえそう
こんな理由で志望した人も中にはいます。
他社より給与が高いについてですが、高いといっても基本給が1〜2万高い程度でした。
さらに私が入社した頃は、一人暮らしする方向けに家具や家電を揃えるのに基本給とは別に8万円が支給されました。そしてさらに、会社の借り上げアパートだったので東京都内に家賃1万円以下で住ませてもらえました。
休みについてですが、消費者金融に限らず金融機関は土日祝日は基本休みです。休日出勤は年1回あるかないかです。また、会社を退職するときも有給が十数日余っていたので、1日1万円で買い取ってもらいました。
当時はグラビアアイドルも全盛期で、内定式にもきてくれ握手してもらったことを覚えています。
当時、就職説明会に行ったときは人事の方の説明で、証券会社も昔は株屋と言われてイメージがよくなかったが、いずれ消費者金融もイメージがよくなる時代がきますと言っていました。
あんまり変わってないかな、少しは改善したかな?
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