消費者金融ＣＭにグラビアアイドルを起用した影響

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消費者金融ＣＭにグラビアアイドルを起用した影響

2000年代前半頃、消費者金融はアコムの小野真弓のＣＭ出演が成功し大ブレイク。その後もアイフル安田美沙子、プロミス井上和香も続々とブレイクし知名度を大きくアップしました。

消費者金融のＣＭにグラビアイドルを起用したのが成功したのか、消費者金融のイメージも少しはよくなったかと思います。

起用されたグラビアアイドルは、ＣＭ出演をきっかけにその後多方面で活躍する結果となったのですが、当時働いていた消費者金融社員はどうだったのか？その影響や聞いた話等をまとめてみました。

ＣＭの影響で消費者金融ではかわいい女の子が働いているイメージが刷り込まれる

ＣＭでグラビアアイドルが、制服をきて接客をしていたり、コールセンターで働いている。あんな感じの子が働いていると視聴者は勝手にイメージしてしまう。その結果、

コールセンターに女性の声だけ聴きたいと無言電話

　かわいい女性が電話に出てくれると妄想して無言電話したのだと思うが、私が見てきた当時のコールセンターに見学をしにいったことがあるが、声は若いけどベテラン女性社員の比率が高かった印象が・・・。お客様のいろんな用件に対応しなければならないので、営業店を長年経験し現場を知っている人がコールセンターに異動する感じだったので20代女性社員でコールセンター勤務は比率が少なかった。

街で小学生に、○○のお姉さんだ～と指をさされる

　制服をきたまま、郵便局や銀行、お昼休憩で外に出ると学校帰りの小学生にアイフルのお姉さんだ～、アコムのお姉さんだ～と制服を着ているだけで女性社員は人気に。

ティッシュ配布中にナンパ

　朝の時間帯に路上で制服姿でティッシュ配布していると、ナンパされたりラブレターを渡されたりする女性社員もいました。夜の店にスカウトされてしまう人も。

社員が可愛い会社に入りたいと消費者金融を選ぶ人もいたと思う

　不純な動機ではあるが、大手消費者金融の中には入社までの間に内定者懇談会を複数回開催する企業も。内定式のお祝いにグラビアアイドルがくるケースもあった。

福岡時代の博多大吉さん

　大吉　「俺も華丸も（借り入れ）枠がパンパンだった。アコムのCMで小野さんが出てきたところを見ながら『こいつのせいだ』って言ってる日もあれば、『この子ならもっと貸してくれるのになぁ』って言いながら飲んでいたのをよく覚えている」
　2018.10.27『二軒目どうする？～ツマミのハナシ～』（テレビ東京系）にて

最近では制服着ているＣＭを見なくなった

2000年代の消費者金融ＣＭは、女性タレントが制服を着て出演しているＣＭが多かったのですが、2010年代以降は制服きたＣＭが少なくなっています。一見消費者金融のＣＭとは分からず、最後までＣＭを見ないと消費者金融のＣＭだということが分からないものまであります。