希望の勤務地　第3希望まで出せたが「東京」と書くと・・・

トップページ＞消費者金融で働く＞希望の勤務地　第3希望まで出せたが「東京」と書くと・・・

就職活動をしていた2000年代半ば頃の話だが、消費者金融に内定をもらって、そろそろ大学卒業まで後数カ月という時に、入社手続きに関する書類が本社から郵送されてきた。

入社承諾書や身元保証書の他に希望の勤務地を提出する書類が入っていた。
これらを記入して返送をするのだが、

新卒社員は全国の営業店に配属される。
北海道、東北、北関東、南関東、東京、中部、近畿、中四国、九州のどのエリアで勤務したいか希望を書いて提出する。

第3希望まで書くことができたが、私は特に希望エリアが無くどこでもよかったので特に希望無しと書いて提出した。

すると、配属先が「東京」になってしまった。

入社してから他の新卒の同期にいろいろ聞いて回ると、どうやら地元志向の強い人が多く第一希望勤務地に現在住んでいるエリアを記入している人が多かったという。

すると、どういうことが起こるのかというと

東京エリアが店舗数が一番多いため、東京に配属される新卒社員が不足することになる。

地方だと営業店１店舗当たり新卒１～2人配属されるのだが、東京だと３～４人。

そのため、３つまで希望勤務地を出せるので第3希望までに「東京」と書いた人は、第一希望を無視してほとんど東京に配属されてしまったのだという。

配属先決定の連絡がきたのは、なんと入社日の2週間前だった。

あまりにも早く配属先決定の連絡をしてしまうと、配属先によっては希望に合わず入社辞退する人もひるため、敢えて直前という話も。

希望勤務地に地元の営業エリアを第一希望に書いて人の中には、地元の営業店に配属されると思い込んで自宅から通えると考えていた人がいて、何の準備もしておらず、慌てて荷造りをした人もいた。

さすがに、私の新卒の時の同期には勤務地が希望通りじゃなかったという理由で入社辞退した人はいなかったが、新卒研修がYoutubeに上がっている餃子の王将のスパルタ研修に近かったので、研修初日で数名辞めた人がいた。